リンクシェア APIの使い勝手

リンクシェアが提供するAPIは、リンクシェアの特徴的な機能である「クロスオーバーサーチ」が土台となっているようだ。
つまり、アプリケーションによるクロスオーバーサーチ利用のためのインターフェイスという位置づけらしい。

リンクシェアのAPIを持ち出しておいて、最初に言うのもなんだが・・・
これほど使いづらいAPIも珍しいだろう。
これをまともにアフィリエイトに利用している人がいったいどれほどいるのだろうか。
というか、もし利用している人がいるのなら、どういう利用の仕方をしているのか、ぜひ聞いてみたい。

デフォルトの状態では使い物にならない・・・というのが自分の感想だ。
欠点をあげてみると、

1.重い。
2.販売終了商品も拾ってしまう。
3.商品の並べ替えのオプションに使えるものが少ない。
4.カテゴリー指定が普通にはできない。
5.アフィリ料率指定ができない。
6.最低価格・最高価格の指定ができない。
7.実装されているはずのOR検索機能が使用不能。

と、これだけ並べれば、いかに使えないAPIであるか、おわかりいただけたと思う。

<販売終了商品表示の件>
クロスオーバーサーチでも同じなのだが、販売終了商品をかなり拾ってしまう。
マーチャント(広告主)にもよるのだろうが、ひどい時は10個のうち6~7個が販売終了ということもある。
もちろん、商品のサムネイル画像はちゃんと表示されるので、見た目にはわからないのだが、いざ画像をクリックしてみると、「商品は存在しません」というメッセージを見ることになる。
販売終了商品には販売終了フラッグでも立ててくれれば、あとはこちらで除外できるんだが、残念ながら返ってくるデータ中にそういうものはない。

楽天やYahooの場合、並べ替えることいよって、こういった表示したくない商品を除くことができる。
ところが、リンクシェアでは、用意されている並べ替えのオプションが、価格順、名称順、カテゴリー順、マーチャント順という、価格順はともかくとして、他は自分にとってほとんど意味のないようなものばかりなので、思うような並べ方ができず、これで販売終了商品だけを除くのは至難の技だ。
デフォルトの並び順がどのようなものになっているのかも不明。
ただ、除外ワード指定はできるので、これで除くことはできるのだが、表示したい商品まで除いてしまうことも少なくなく、とにかくストレスがたまる。

<カテゴリー指定機能があっても使いものにならない件>
検索でカテゴリー指定はできるのだが、リンクシェア全体で統一されたカテゴリーというものがなく、マーチャントごとに勝手にカテゴリーを作っているので、複数のマーチャントに対してカテゴリー指定ができない状態になっている。
それに、どんなカテゴリーがあるのか前もってわからず、拾った商品からカテゴリー情報を取得してみて、初めてその商品が属しているカテゴリー名がわかるという始末。
実際の販売サイトでユーザーから見えているカテゴリーとも違うようだ。

<OR検索機能が動作しない件>
「AかつB」をAND検索、「AまたはB」をOR検索という。
OR検索ができないAPIはほぼ終わっているといっていいのだが、サブ的な位置づけならなんとか使うことだけはできる。
このOR検索については、仕様書にはちゃんと載っているのだが、なぜか動作しない。
自分が何か間違っているのだろうか。
いまだに謎なのだが、非常に不便である。

<仕方なく自分で改造した件>
このような状態のAPIをなんとか使えるようにするため、以下の機能を自前で追加した。

1.商品ページ情報を取得して販売終了商品を除外する。
2.カテゴリー名を部分一致で指定する。
3.商品コードによって特定商品を除外する。
4.最低価格、最高価格を指定できる。

1.は、商品ページのHTMLを取得して、「商品が存在しません」など販売終了商品に特有の文字列を見つけたら除外するという仕掛け。
いちいち商品ページを見に行く必要があるので、処理に非常に時間がかかる。
よって、リアルタイム表示は望めず、閲覧用に静的HTMLを生成する必要がある。

2.は、デフォルトのカテゴリー指定機能が役に立たないものなので、限定的にでもカテゴリー指定ができないかと考えた末の苦肉の策。
マーチャントによってカテゴリー名が微妙に違う場合、デフォルト機能の完全一致だと特定のマーチャントしか使えないので、これを部分一致にして指定できる機能を追加し、複数のマーチャントに対してカテゴリー指定ができるようにした。

3.は、表示したくない商品を除外ワードでよけようとすると手間がかかる場合があるので、商品コードで一発指定除外してしまうという機能。

4.は、売れそうもない高価格の商品を除きたい時に使う。
また、キーワードによっては、安すぎる商品を除きたい場合も当然ある。
グッチのバッグを拾ったはずなのに、値段1500円とか・・・
「グッチ」をキーワードにすると「グッチ風」とかも拾ってしまうので。

ここまでして使うのは、リンクシェアで利用したい広告主があるから。
それで、仕方なく手間をかけて使っている状態。
現在、OR検索ができないこと以外は、それなりに満足した動作をしており、致命的な不満はない。

しかし、最後にもう1回書いておく。
リンクシェアのAPIを利用しているアフィリエイターって、本当にいるのだろうか。

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