バリューコマース APIの使い勝手

前の記事でバリューコマースの不具合について書いたこともあり、ついでにバリュコマの使い勝手について書いておくことにした。

以前の記事で、リンクシェアのAPIについて、辛口で使い勝手の悪さを書いたのだが、バリューコマースのAPIも、かなり微妙・・・である。

まず、APIの利用法がちょっとわかりづらい。
バリュコマでは未提携のプログラムをオファーと呼ぶ・・・でいいのかな?
APIを利用する場合、API専用のオファーがあり、そのオファーと提携することによってAPIが利用できるというシステムになっている。
頭に「PDB」という文字が入っているオファーがそれで、このオファーが無い広告主の場合、APIは利用できないということになる。
提携した後、広告を作成して「コードを取得」すれば準備OKなのだが、ここまでの手続きを理解するのにけっこう時間がかかった。
APIの説明もサイトのあっちこっちにバラバラに存在しているような状態なので、非常にわかりづらく、目的の情報にたどり着きにくいという印象がある。
バリュコマは広告の作成手順も独特だが、APIについても同じことがいえる。

それでは、APIの欠点をあげてみる。

1.重い上に、よく落ちる。
2.広告主によっては販売終了商品を拾ってしまう。
3.OR検索機能がない。
4.除外ワード指定機能がない。

<重い上に、よく落ちる件>
リンクシェアのAPIも重いのだが、検索結果だけはちゃんと返ってくる。
ところが、バリュコマはそのまま落ちてしまい、エラーだけが返ってくることも珍しくない。
ブラウザのURL欄にリクエストを打ち込むと瞬時に結果が返ってくるので、こっちが追加したプログラムのせいなのかもしれない。
ただ、バリュコマから取得したデータをこちらのサーバー上でいじっているだけなので、バリュコマには負荷をかけていないはず。
Yahooや楽天の場合、同じことをやっても、すぐにページが表示されるのだが。

<広告主によっては販売終了商品が多い件>
広告主自身がAPIの商品情報を管理しているようだが、管理状態が非常に悪い広告主がある。
販売終了商品が全くない広告主もあるのだが、けっこう大手で名が知れているにもかかわらず販売終了商品だらけの広告主もある。
クリックした商品が2~3回続けて存在しなかったら、訪問したユーザーはそのページを閉じてしまうだろう。
こちらにとっては死活問題なので、商品管理はしっかりとやってほしいところだ。

<OR検索機能・除外ワード指定機能がない件>
OR検索だけでなく、除外ワード指定もできないとなると、この時点で使うのをやめる人が多いのではなかろうか。
単に大ざっぱに指定したキーワードの商品を並べるだけならこれでもいいのだが、絞り込んだものを表示しようとすると、この2つの機能が同時にないとなると、そのままではほとんど使いものにならない。

<使える点>
以上、肝心の機能が欠けているという印象だが、まともな点もある。

1.商品の最小価格、最大価格の指定が可能。
2.アフィリの最大料率、最小料率の指定が可能。

これらは楽天やYahooでは実装されており、あって当たり前の機能ではあるが、リンクシェアには無かったので一応書いておく。

よい点としては、「並べ替えオプションの「売上ランク順」では日・週・月と期間が細かく指定できる」ということだろうか。
これは他のASPにはないものであり、作るページによっては”使える”機能である。

<自分で改造した点>
このAPIを使えるようにするため、自前で追加した機能を書いておく。

1.販売終了商品を除外する。
2.表示したくない商品を除外する。
3.NGワードを指定できる。

1.については、商品ページのHTMLを取得して、販売終了品に独特の文字列(例:この商品は販売を終了しました)があればその商品を除外するというもの。
2.については、商品コードを指定することによって表示したくない商品を除外するもの。
3.については、NGワード指定はどう考えても必須機能なので、これを追加した。

<バリュコマ APIの使い勝手のまとめ>
バリュコマのAPIは、多くのパラメータが用意され、けっこう細かな指定でリクエストができるし、返ってくる情報も比較的豊富なので、機能的にはそれほど貧弱なものではないと思う。
ただ、それらが当方のニーズにはあまりマッチしたものではないので、当方が使う上では機能の貧弱さが浮き彫りになってしまう結果となっている。
ニーズについては、サイトの作り方や展開の仕方で各人違うものとなるので、バリュコマのAPIと相性がいいという人もいるかもしれない。
自分としては、ここでしかAPIが使用できない広告主がいるので、手間をかけて使っている、というところだろうか。
商品管理だけでもしっかりとやってくれれば、プログラムにおいて時間のかかる処理が不要になるので、もっと積極的に使えるのだが。

<外部APIの利用>
バリュコマの場合、外部で自前のAPIを提供している広告主がある。
そういう場合は、広告主が提供するAPIを使った方がいい。
バリュコマよりは動作が軽いし、検索機能もそのプログラムに特化したもので充実している場合が多い。

たとえば、リクルートが運営するリクルートWEBサービス。
ケイコとマナブ、エイビーロード、カーセンサーなどのAPIを提供している。
また、じゃらんについては別サイトのじゃらんWebサービスで提供している。
自分もこれらを利用しているが、パフォーマンスは楽天やYahooと同レベルでそれほどストレスはない。
これらの使い勝手については、また別の機会に。

ただ、バリュコマのAPIを使えば自動でやってくれるアフィリコードの生成まではやってくれない。
したがって、アフィリコード生成は自分で行う必要があるが、その手間をかけるだけの価値はあると思う。

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